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残す技術 ― COMPASSが考える部品交換


分解したムーブメント。パーツ一つひとつ丁寧に洗浄し、再び組み上げていきます。
分解したムーブメント。パーツ一つひとつ丁寧に洗浄し、再び組み上げていきます。

オーバーホールとは、時計をいったんゼロに戻す作業です。

ムーブメントをすべて分解・洗浄し、磨き上げ、専用の潤滑油を注しながら一つひとつの部品を組み上げていきます。


その過程で重要なのは、どの部品を交換するかではなく、どの部品を残せるか。


COMPASSでは、精度や耐久性に問題がなく、再使用が可能な部品はできる限り活かすようにしています。

長く動いてきたパーツには、その時計の歴史が刻まれています。

無理に新品へ置き換えるよりも、加工や調整で再び息を吹き返すことが多いのです。


メーカー修理では、ブランドごとの基準に沿って消耗部品として一律に交換したり、

場合によってはムーブメントごと入れ替えることもあります。

それは品質を一定に保つための正しい方法でもありますが、結果として費用がかさみ、

“まだ使える部品”が数多く姿を消してしまうこともあります。


私たちは、そうした画一的な修理とは少し違う立場にいます。

一つひとつの時計の状態を見極め、本当に必要な交換だけを行う。

それがCOMPASSの修理方針です。


この考え方は、アンティークやヴィンテージの時計にも大きな力を発揮します。

製造から数十年が経ち、すでに純正部品の供給が終了している時計でも、

既存のパーツを丁寧に加工・再調整することで、本来の動きを取り戻せることがあります。

“交換できないから直せない”ではなく、“残して直す”。

その発想があるからこそ、私たちは古い時計にも柔軟に対応できるのです。


結果として、費用を抑えられるだけでなく、

環境への負担を減らし、そして何よりお客様が長く使い続けてきた、その時計らしさを守ることにつながります。



あなたの時計を、できるだけそのままに。


COMPASSでは、オーバーホール時に一つひとつの部品を丁寧に点検し、

状態を見極めながら最適な修理方法をご提案しています。

アンティークやヴィンテージを含む幅広い時計に対応可能です。


大切な時計を永く使い続けるために。

まずは状態の確認からお気軽にご相談ください。

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