top of page


残す技術 ― COMPASSが考える部品交換
分解したムーブメント。パーツ一つひとつ丁寧に洗浄し、再び組み上げていきます。 オーバーホールとは、時計をいったんゼロに戻す作業です。 ムーブメントをすべて分解・洗浄し、磨き上げ、専用の潤滑油を注しながら一つひとつの部品を組み上げていきます。 その過程で重要なのは、 どの部品を交換するかではなく、どの部品を残せるか。 COMPASSでは、精度や耐久性に問題がなく、再使用が可能な部品はできる限り活かすようにしています。 長く動いてきたパーツには、その時計の歴史が刻まれています。 無理に新品へ置き換えるよりも、加工や調整で再び息を吹き返すことが多いのです。 メーカー修理では、ブランドごとの基準に沿って消耗部品として一律に交換したり、 場合によってはムーブメントごと入れ替えることもあります。 それは品質を一定に保つための正しい方法でもありますが、結果として費用がかさみ、 “まだ使える部品”が数多く姿を消してしまうこともあります。 私たちは、そうした画一的な修理とは少し違う立場にいます。 一つひとつの時計の状態を見極め、本当に必要な交換だけを行う。 それが
COMPASS 株式会社
2025年12月22日読了時間: 2分


【修理事例】Cuervo y Sobrinos “GLADIADOR” Chronograph(Landeron Cal.)
オーバーホールと風防交換を経て蘇った、クエルボ・イ・ソブリノス “GLADIADOR” クロノグラフ。名機ランデロンムーブメントが再び滑らかに動き出し、クラシカルな表情を取り戻しています。 ハバナの美学が宿る、 クエルボ・イ・ソブリノス “GLADIADOR” クロノグラフ ラテンの香り漂う独特のデザインで知られる、 クエルボ・イ・ソブリノス(Cuervo y Sobrinos) 。 その中でも「GLADIADOR(グラディアドール)」は、1950〜60年代に製造された希少なクロノグラフシリーズです。 内部には、名機 Landeron(ランデロン)系ムーブメント を搭載。 クラシカルな機構とエレガントな外装が融合した、ヴィンテージの隠れた名作です。 今回は、風防の割れとムーブメントの作動不良を抱えた個体をお預かりしました。 部品交換ではなく、 内部パーツの調整による修復 と 風防交換 を実施。 再び、美しい鼓動を取り戻しました。 🔧 今回の修理内容 作業内容 金額(税込) オーバーホール(分解掃除・注油・精度調整) ¥55,000 内部パーツ
COMPASS 株式会社
2025年12月17日読了時間: 2分


【修理事例】ROLEX Air-King Ref,5500
オーバーホール後のロレックス・エアキング Ref.5500。風防の透明感と上品な輝きが戻り、ヴィンテージならではの存在感を放っています。 ロレックスの中でも、派手さを抑えたエアキングは「本質的な美しさ」を体現するモデルです。 今回は、1970年代製のRef.5500。 クラシカルな33mmケースにCal.1520を搭載した名機です。 経年による油切れと針の夜光劣化、風防のキズが見られましたが、 COMPASSにて丁寧にオーバーホール・外装クリーニングを実施しました。 作業内容・料金内訳 作業内容 金額(税込) オーバーホール(分解掃除・注油・精度調整) ¥49,500 裏蓋パッキン交換 ¥1,100 チューブパッキン交換 ¥1,100 風防交換 ¥8,800 針夜光再塗布(長短針) ¥2,200 防水テスト(結果:非防水/ケース劣化のため) ¥0 ケースクリーニング・錆び取り ¥0 合計(税込) ¥62,700 職人コメント ケース内部やチューブ周辺のパッキンが硬化し、油切れも進行していました。 分解洗浄と新規注油を行い、精度を安定化させました。
COMPASS 株式会社
2025年12月16日読了時間: 2分
bottom of page